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現場レポート

エコ楽器作り
大阪府内ボーイスカウト小学校1年生と保護者を対象に

谷角 慶子

 今回は、ペットボトルの中にどんぐりや木の実・葉っぱ等、身近にあるものを入れて音を出す「ペットマラカス」と、牛乳パックの側面に爪楊枝やヒゴをはりつけ音を出す「牛乳パックギロ」を作成しました。
まず室内で、牛乳パックギロ作りに挑戦!
貼り付ける爪楊枝とヒゴとでは音が違うこと、長さによって音が変わってくること等に意識して作成しました。
その後、マラカスを作成するために、ペットボトルに入れる鳴り物を探しに屋外へ移動。
木の実や落ち葉をペットボトルの中に入れて、入れるものによって音が変わる「違い」を楽しみました。
参加したT君は「入れる量によって音が違う」「こっちの方がいい音がする」など音に対して興味を持って取り組んでいました。
ペットマラカスが出来上がったら、牛乳パックギロも使って参加者全員で合奏をしました。
リズムに乗せて音を意識しながら好きなように合奏してもらいました。
ともすればゴミになるペットボトルや牛乳パックから、音を自分で選びながら作ったエコ楽器は、自分だけのオリジナル楽器と変身しました。
参加者も、身近な素材から出来上がった楽器に興味を持たれたようでした。
今後も身近な材料から音が鳴ることや、音は常に身近にあることを伝えていきたいと思いました。

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